■1社1技術とは?

「1社1技術」とは、県内企業がそれぞれにおいて誇りうる技術、これはといえる技術を開発し、保有し、改善し続けることであり、これなしには、本県ものづくり産業の発展はあり得ないということを、この短いフレーズで表したものです。

※1社1技術についての詳細はこちらをご覧ください。

■「きのこ廃培地を利用したコンポスト製造ライン」

技術の具体的内容

きのこ栽培の原料はおが屑を主体にしており、収穫後の床は廃床と呼ばれ、畑に山積みされたり畜産の敷藁の代用に使われるなどあまり利用価値は高くなかった。当製造ラインは、きのこ(なめこ)の収穫を終えた廃床を100%有効利用して、年間安定したコンポスト(堆肥)を製造するシステムである。

技術の特徴

従来の方法では、充分な発酵が行われるまで半年以上かかっていたが、当製造ラインは特殊なコンポスト製造機(すぐるくん)を使うことにより1次発酵を1時間で完了することができる。ここで一気に発酵時間を短縮させ、その後2時発酵は専用の枠に入れ、定期的に破砕機で撹拌し粒子を揃えることにより、外気温に左右されず年間安定したコンポストが1〜2ヶ月という短時間で製造できる。また、枠を使用する事により、積み上げられ省スペースで量産できるメリットがある。

実用化について

1.良質な作物を育てるコンポストは土壌を柔らかくしたり、微生物等を活発にするなど、有機栽培には欠かすことの出来ない存在になっている。

2.カブト虫の幼虫飼育良質なコンポストはバクテリアなどの微生物が多く幼虫の餌として最適である。

■すぐるくん


掻き出し

収穫の終ったビンは掻き出され廃オガは「すぐるくん」に入ります。

すぐるくん

きのこの廃オガを1時間で熱源を使わずに1次発酵する装置です。「すぐるくん」で作った完熟堆肥は品質が年間安定しております。クワガタ、カブト用の高級マットとして出荷します。